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逆ウォッチ曲線

典型的な相場のサイクルを示す

逆ウォッチ曲線は、株価と出来高の関係から相場のサイクルを見出そうとするテクニカル指標です。

時間の概念はありません。横軸に出来高、縦軸に株価、という座標の中を株価が動くという、 少し変わった分析手法です。


さっそく逆ウォッチ曲線を描画させたチャートをみてみましょう。

横軸のVがVolume(出来高)、縦軸のPがPrice(株価)です。

黄色い■点が現在地です。

本来であればこのようにきれいに時計とは反対回りに推移すると考えられているため、 逆ウォッチという呼び名がついています。

なお、逆ウォッチ曲線上にある20個の赤い点は、描画させる期間を20週にしていることと一致します。

また、毎週毎週の数値をそのまま使用すると曲線が歪になりやすいので、
通常は移動平均を用います。このチャートでは13週移動平均で描画しています。

※パナ電インフォの週足逆ウォッチ分析 (チャート提供:GCハロートレンドマスター)

現在地は右端中央です。
出来高も多く、株価も下から上へと移動、つまり上昇してきていますので、 株はそのままホールドしたほうがよい、といった判断をします。


では、各方角によってどのように解釈すべきかを追ってみましょう。
わかりやすくするために、座標のどの位置にいるかを東西南北で説明します。

■南
株価は停滞していますが出来高が増えてきています。上昇の兆しがあります。

■南東
株価も出来高も上昇しています。買いサインです。

■東
安定的な出来高を伴いながら株価が上昇しています。利を伸ばす期間です。

■北東
株価は上昇していますが、出来高が減ってきました。株価が頭打ちとなる可能性があります。

■北
株価は横ばいとなり、出来高も減少しています。上昇トレンドの終焉かもしれません。

■北西
株価も出来高も下落し始めました。売りサインです。

■西
出来高の減少は止まりましたが、株価は下落し続けています。売りスタンス継続です。

■南西
株価の下落は続いていますが。出来高が増えて始めました。底が近付いている可能性があります。

なお、逆ウォッチ曲線は、株価と出来高の関係について初歩的なことをおさえるには よい考え方ですが、現実には、例で取り上げたような、 きれいな曲線を描くものはほとんど存在しません。