モメンタムの修正版
ROCはモメンタムを修正改良したもので、英語では Rate of Change といいます。
モメンタムが価格差そのものを表しているのに対し、ROCは「Rate」の名の通り、率で表します。
過去値は、モメンタムと同じく5日前、10日前、15日前、20日前、25日前などが使われています。
※ ROC=(現在値-過去値)÷現在値×100(%)
100円に対する10円の動きと、1000円に対する10円の動きでは、インパクトがまったく異なります。
率にすることで、株価などが高騰・急落した場合にも、値幅のインパクトを現在値に照らし合わせてニュートラルに測ることができます。
▼1605:INPEX (チャート:TradingView)

オシレータ系で分析する場合の欠点でもありますが、加熱したトレンドが発生した場合は、極端に高いもしくは低い数値を示したまま、なかなか中央に戻ってこないケースがあります。
ですので、ROCの値が極端に高い・低いといったタイミングで新たに売買を開始すると、ダマシに会う可能性があります。
どちらかといえば、それまで保持していたポジションを閉じるタイミングを測るツールとして利用することを推奨します。
ただ、モメンタムの修正版とも言えるだけありエントリーの方法としても勿論利用できます。
・買いのシグナル
⇒ROCが0以下から0以上に上抜いた場合を買いのシグナルと見なします。
・売りシグナル
⇒ROCが0以上から0以下に下抜けた場合を売りのシグナルと見なします。
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